私がいろいろな会社のテープを試し、探し続け、こだわった伸縮性のテープです。
詳しい方はキネシオと思われるでしょう。
実際にはキネシオよりも厚く、あまり伸びません
厚いことで固定力が増します。あまり伸びないことによって伸ばして使ったときの締め付けが少なく、競技パフォーマンスを妨げません。
「厚い、伸びる、伸びすぎない」の3点が揃った最高のテープです。
実際には次の3つの効果を狙い貼ります。
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筋肉の損傷に貼る場合
テープをあまり伸ばさず貼り、伸縮性を利用して筋肉、腱の補助をさせる。(損傷の度合いで伸ばす量を変えて貼付)
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靭帯の損傷に張る場合
テープを伸ばして貼り、伸縮性を無くして靭帯の補助をさせる。(損傷の度合いで伸ばす量を変えて貼付)
・関節の動きの制限に貼る場合
テープを伸ばして貼ると関節の動きは固定され、あまり伸ばさずに貼るとあまり固定されない。(損傷の度合いで伸ばす量を変えて貼付)
これら3つの効果を組み合わせて用いています。
痛みの度合い、損傷関節の不安定性、回復具合などに合わせてテープの伸ばし具合を変えたり、組み合わせを変えたりします。
選手の体格によってテープの太さを変えたり、より動きを制限したいときには2重に重ねて貼ったりします。
「損傷の度合いで伸ばす量を変えて貼付」「目的によって組み合わせを変える」これが「ナンバーワン治療ではなく、オンリーワン治療をする」を実現させます。
実際に足関節に貼った例で紹介いたします。先ほどの白いテーピングとの違いを比べてください。
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